哲学カフェ参加の流れ
(2015年08月08日に書いたものです。確かにだいたいこんな感じかな。付け足すと、年齢層としては10代の方もいますね。あと自己紹介をする場合が意外と多いかも。)
哲学カフェ参加の流れ
哲学カフェにいきなり参加するのは怖いかもしれないので、イメージを持つために流れを書いておきます。
私もそれほど経験がある訳ではないので、これとは違う哲学カフェがあったらすみません。
参加まで
哲学カフェには決まったやり方はないので、ところによって全然違います。
このサイトの哲学カフェ一覧などから、いくつかのサイトをチェックして自分に合いそうなところを選びましょう。
哲学「カフェ」なのでカフェで開かれることが多いですが、会議室やギャラリーのこともあります。
費用は無料(カフェの飲み物代のみ)か、会場使用料などの実費程度(貸し会議室)の場合が多いです。
もともと哲学カフェとは、カフェに自然と集い、哲学について話し合い、自然と解散する、というものだったので、今でも予約などは必須でない場合が多いです。
ただ、実際には、カフェの席を確保する都合上、なるべく事前予約をお願いしていることが多いようです。
(キャンセル料などはないと思います。)
はじまり
会場に行き、受け付けをしたら、着席して開始を待ちます。
一人参加の人が多いので、主催者側の人は別として、始まるまで、静かに座って待っている人が多いです。
(だから、初めてでもアウェイ感はないので大丈夫ですよ。)
年齢はおそらく二十代の方から、おそらく定年後の方まで幅広いです。男女比もそれほど偏っていません。
たまたま、偏りがある場合もあると思いますが、年齢や性別などで変に見られることはないと思います。
進行
数人から数十人が集まり、進行役の指示にしたがい、話をすることになります。
ただ、通常、発言は必須ではなく、自己紹介もないので、最初から最後まで一言も話さないことも可能です。
進行役は通常、主催者側が務めますが、進行役がどのような役割を担うかは人によって違い、また、同じ人でも一回ごとに違います。
ほとんど普通の出席者と同じように参加する進行役もいれば、都度、出席者の発言を受けて整理進行の発言をする進行役もいます。
その進め方にあわせて、出席者と進行役が円になって座る場合もあれば、出席者と進行役が向い合って教室形式で座る場合もあります。
また、進行役の呼び方についても、その人が進行役というものをどう考えているかによって、ファシリテイターなど、色々な呼び方をします。
テーマは、事前に決まっていることもあれば、その場で決めることもあります。
また、テーマを明確に決めない場合や、話を進めるうちにテーマが変わっていく場合もあります。
事前にテーマが決まっていても、準備をしないと話せない、なんてことはありません。
おわり
哲学カフェは、だいたい、2時間前後行いますが、答えが出たから終わり、ではなく、時間になったから終わり、という感じです。
たいてい、皆が納得するきれいな答えは出ません。
それでも、とりあえずの答えを出すか、全く答えを出さずに話を終えるかは、進行役の考え方、進め方によります。
通常、退席自由なので、清算などのためにスタッフに一声かけたら、途中退席しても大丈夫です。
終了後、有志で場所を移して話の続きをしたり、飲みに行ったりする場合もあります。