哲学対話に関連すると思う本(私見!)「哲学思考トレーニング」
「哲学思考トレーニング」伊勢田哲治
クリティカル・シンキングについての本です。ただし、一般的な心理学的なクリティカル・シンキングではなく、哲学的クリティカル・シンキングです。
なんとなく、いわゆるクリティカル・シンキングにピンとこなかった私としては、これこれ、これぞ哲学対話が求める批判的思考というかんじ。
最近知ったニーバーの祈りをもじるなら、
「疑うべきことを疑う勇気と、疑うべきでないことを疑わない冷静さを与え給え。また、疑うべきことと、疑うべきでないことを判別する知恵を与え給え。」
という願いに応えた本です。かなり私の解釈ですが・・・